確定申告の還付金が振り込まれました。
その額、94,800円。
2016年は仕事に恵まれ、2015年よりも稼ぎがあったにも関わらず、税金が戻ってきました。パソコンが壊れたので新しいパソコンを導入したり、他にも機材を入れ替えたりと、設備面での投資を行ったために、経費算入額が増えて、課税所得が圧縮できたのが理由です。
2015年は2016年ほど稼ぎがあったわけではないのに、それほど経費を使っていなかったため、287,000円の税金を追加で収めることになりました。2016年との差はなんと、381,800円。導入した機材のコストに匹敵するほどの金額です。
投資よりまず節税?
38万円を投資で稼ぎ出そうと思うと、年利10%を想定しても380万円の種銭をロックしなければなりません。
しかも投資の運用益には、20.315%の税金がかかるので、380万円から38万円の利益を出しても、手元に残るのは30万円ほどになってしまいます。
こうしてみると、節税のパワーはなかなか侮りがたいものがあります。
節税面で有利な確定拠出年金が気になる
2017年からその対象枠が広がったことでにわかに注目されている確定拠出年金。
この確定拠出年金は
- 掛け金は全額社会保険料控除
- 運用益も非課税
という税制面の優遇が充実しています。
老後破産が叫ばれる今、「優遇するから、自分の老後の資金は自分でなんとかしてね」ということなのでしょう。
40を前にしていよいよ老後のことを考えだした私。思いがけなく節税のパワーを思い知った今、確定拠出年金についてもチャレンジしていきたいと思います。