桐島FXやめるってよ

こんにちは。桐島ではなく、千里丘ツモルです。

今日4月14日は熊本地震の犠牲者追悼式が行われました。

気がついたらもうあの地震から1年が経過しているということです。まだまだ復興は道半ばのようですが、被災された方は強い気持ちで復興に望んでいただきたいと願っています。

さて、どうして「FXやめる」というタイトルで熊本地震のことを述べるかというと、しばらく続けたFXトレードをやらなくなっていったのが、ちょうどこの頃からだったからです。たまたま熊本地震の際にポジションを持っており、それが利益になったことで、印象に残っています。

FXを始めた理由

千里丘ツモルは自営業者なので、稼ぎに波があります。高単価の仕事が入るときと、そうではないときで月々の収入はけっこう違ってきます。サラリーマンのように毎月決まった額が振り込まれるというものでもないので、もし収益源が途絶えたときのために、収益源を分散させておきたいと考えていました。

すごく安直な発想ですが、そこで挑戦してみたのがFXトレードでした。

FXで大儲けしてやろうという感覚ではなく、「いくつかある収益源の一つとする」という感覚でした。

2015年の6月から始めたFXトレードは、一進一退を繰り返しながらも微増。

ブローカーはヒロセ通商を使っていたために、頻繁に取引した翌月には箱いっぱいのラーメンや餃子が届くこともあり、景品付きオンラインゲームのような楽しみ方をしていました。

ところが……。

時間がかかるわりに増えない

元金100万円からスタートしたFXトレードでしたが、この程度の種銭では「収益源の一つにする」ということは不可能でした。FXトレードの技術が未熟といこともありますが、デイトレードレベルでも意外と時間がかかってしまうことに気づいたのです。

数時間チャートとにらめっこして、得られる利益が数千円。しかも、その利益は次の損切りで帳消しになる。時間がかかるばかりで、あまり割に合わないと感じてきました。一度ポジションを持つと妙にソワソワしてしまい、片付けなければいけない仕事が山ほどあるにもかかわらず、ついつい仕事そっちのけでチラチラとチャートを見てしまいます。

時間ばかりかかってけっきょく収支はトントン。たまに食材が届くものの、かけた労力に見合うほどのものではない。本業をこなしていたほうが儲かる。

ということで、本業の仕事が忙しくなるにつれて、だんだんとチャートを見る時間は減っていきました。

パソコンが壊れる

さらに、1年が過ぎるた2016年の夏頃からパソコンの調子が悪くなってきました。パソコンは2011年の春に購入したもので、5年を越えていよいよハードディスクが寿命を迎えてきていたのです。起動に10分以上かかり、フォルダをひとつ開くのも5分は待たされる。エントリーするためにマウスをクリックしても、謎のディスクアクセスが続いて処理されない。約定したころには狙ったポイントから遥か離れた価格。

そんな状態でまともなトレードなどできるはずもなく、パソコンを起動することがなくなったのに合わせて、FXトレードをすることはなくなりました。

FXで資金を増やすことは可能

資金をトントンにすることができれば、増やすのはそう難しいことではない

FXトレードについて勉強していると、しばしばこういった言葉に出会います。

いろいろムチャはしたものの、FXトレードではごくわずかに利益を残した状態です。理屈のうえでは、序盤に多くやらかしたムチャを減らして精度を上げていくことができれば、FXトレードで資金を増やしていくことは十分可能だと実感しています。FXで資金を増やすことは可能です。

しかし、そのためにはFXトレードに費やす十分な時間が必要です。

FXデイトレーダーはアスリートです。

FX相場という世界中の魑魅魍魎がうごめく蠱毒壺から、金を抜き取ってこようというのですから、中途半端なコンディションでは試合のフィールドには立てません。

仕事が忙しくなると、仕事で溜まった疲れやイライラのために、普通ではエントリーしないような環境の悪い場所でトレードしてしまうことがよくありました。本業のビジネスで時間的に余裕のない自分では、いまFXトレードにそこまで時間を費やしてはいられない。

そう考えて、FXトレードをいったん休憩することにしました。

次のチャレンジは海外投資

デイトレードはしんどい。年利で5%〜10%程度でいいので、もっと長くゆっくり資産を育てられるものはないか。そう考えていたとき、「海外投資」という考え方もあると知って、一念発起しました。

素人が勉強しながら少しずつ進めていくので、自身のノート代わりに記録をつけていくことにします。この記録がどこかの誰かの役に立てば幸いです。